シフォンケーキ作りを始めたら、まず「お手持ちのオーブンのクセ」を見つけることをおすすめします。電気オーブンは水分を保ちやすく、しっとりした食感に焼き上がる良さがある一方、温度を一定に保つのが難しい道具です。次の手順で調整してみてください。
1. 焼き温度を見つける:シンプルなプレーン生地で、焼き温度160〜180℃・35分を起点に試します。
2. 焼き色で判断する:表面にうっすら焼き色が付くのが目安です。焼き色が強すぎる・焦げる場合は温度を10℃下げる(黒皿の高さを下げられる場合は調整)。薄い場合は10℃上げ、焼いている途中でドアを開け閉めしないようにします。表面がベトベトする・断面から固まっていない生地が出てくるのは、焼き足りないサインです。
3. 膨らみの速度を見る:焼き始めから10分で型の縁と水平、20分で型の筒まで膨らむのが目安です。早ければ10℃下げ、遅ければ10℃上げます。
4. 熱回りを見る:焼き上がりにへこみが出る場合、黒皿を網に変えると熱回りが良くなり改善することがあります。
温度が決まったら、焼き時間は生地の量に応じて30〜35分で微調整します。一度調整できれば、種類を変えてもほぼ同じ設定で焼けるようになります。なお、調整してもどうしても失敗が続き、オーブンが10年以上経っている場合は、買い替えで焼き上がりが変わることもあります。
